2022年4月12日火曜日

「ElectricMotion Epure race」の導入について

 こんばんわ、yellowです。

半年ぶり位の投稿ですが、今回、電動トライアル車を導入したことのご報告です。

Electric motion Epure race 2022



 日本では、トライアルス成田さんで取り扱っている車両で、「成田 匠」さんが輸入元をされているそうです。
 日本のMFJ公認車両ではないので、公式戦で使用することはできないですが、九州トライアル選手権でのみ、エンジョイクラスで出場が許されております。
今年の世界選手権で、ガソリン車と混走で走行することとなっており、トライアルの電動化の流れは加速しているものと思われます。
 将来を見据えて、電動トライアルバイクの広報と、電動トライアルテクニックを習熟すべく、勇足気味に購入した次第。
 4月9日に車両を成田さんから受領し、受領当日と翌日の草大会に出場した際に乗車したのみですが、簡単なシステムのご紹介と、感想を。
モード切り替えスイッチと、回生ブレーキスイッチ
 走行モードはモーター出力切り替え3種類と、スロットルオフの際、低回転でモーターの回転を維持するアイドリング機能のオンオフスイッチが装着されている。
 エンジン車と違い、エンジンストールはないが、スロットルオフでニュートラルギアに入ってしまったように、上り坂等ではブレーキをかけなければバックしてしまいます。
 アイドリング機能を有効にすれば、多少はその症状を軽減できます。



ブレーキ・クラッチ類は、エンジン車と全く同一のシステム。
操作に違和感は全くない。



 駆動系のアッセンブルは、80−125CCクラスと同等。
 チェーンサイズは428で、通常トライアル車に装着されている520サイズより安価。
 スプロケットの丁数は、かなり多めで純正で57T。
 それでも、トライアル走行するためには、若干足が早い印象。
 こちらは、即時丁数の多いものを注文した。


 ナンバー取得のための書類も付属。
 日本では、原付二種(ピンクのナンバー)相当で、保安部品を装着すれば公道走行可能。

 走ってみた印象は、とにかくスムーズなトラクション特性。
 エンジン車独特の、いわゆる「ツキ」が全くなく、斜面で土を掘らない。
 逆に、ツキを利用して急激にトラクションをかけることは、クラッチを使わないと不可能。
 クラッチを使って回転を上げれば、恐ろしいほど回転が上がるため、慣れが必要です。
 しかし、基本的にはトルクの化け物で、油断してるとウイリーで捲れ上がります。

 もう少し乗り込んでからインプレッションすると、印象は全く変わってくるとは思いますが、ひとまず第一印象はとても良かったです。